こんにちは。同僚のみなさんはお仕事お疲れ様です。
私はsideMでCafé ParadeとF-LAGSを担当しているPです。
”そのツイート”は12月頭、突然私のTLに回ってきました。
◾️理由あって日記
そのツイートというのがこれです。
これめっちゃ可愛くね??
— きくし (@kikushi_913) 2020年12月1日
欲しいけど1100エンジェルなんだよなぁ😭 pic.twitter.com/mSYdZBb7hn
(引用許可済)
エンジェルは円の誤字だそうです。
あまりの自然さに「Jupiter界隈の鉄板ネタかと思った」というのが最初に出てきた感想でした。
しかし同時に本題であるマルチバンドコレクションに対して「こんな商品あったの!?」という驚きがあり、それは次第に「ちょっと気になるな…」という興味へ移っていきました。
あれから約1ヶ月。
結局買いました。
sideMのリップバームを買いにアニメイトに寄ったら偶然並んでたんです。
当日はクリスマス。少しくらい自分を甘やかしても許されるはずだと思いました。現に私は許しました。
私が買ったのはBタイプ。
High×Joker、神速一魂、Café Parade、もふもふえん、S.E.M、THE 虎牙道、F-LAGS、Legendersのいずれかが入っています。
私はカフェ旗Pクリスさんファンなので、8分の3の確率で推しか担当のユニットが出ます。
どのデザインも惹かれるものがありますが、推し担当が出たらなお嬉しいですね。
では、今年最後となることを願いつつ運試しをしましょう*1。
開封!!!
ッッッシャオラァ!!!!!
思わず声が出てました。担当自引きはなんでも嬉しいですね。
主役であるチャームが思ったより大きく、柄がはっきり目視できます。
円の中に収まったデザインがなんとも愛らしく、そしてスタイリッシュです。
添えてあるスワロフスキーも綺麗なブルーで、F-LAGSらしさを演出するのに一役買っている印象です。
一方、バンド部分は至って普通のゴムです。
物が小さいということもあり、1100円が割高に感じる気持ちも共感できるものがあります。
と言いつつ総合的には、
チャームのデザインがめっちゃ可愛い。
これに尽きます。買ってよかった〜!
早速腕につけてみたり、一緒に買ってきたリップバームを塗ったりしてるうちに、今年のクリスマスはつつがなく終了しました。
翌日。
そのひらめきは突然やってきました。
ユニットもののグッズ全部「ライブイベント用」で括れば問題なしなんだけどそれはそれとして昨日のマルチバンドコレクションのチャームなんかDIYできないかな せっかくチャームと石があるんだしイヤリングとか ブレスレットとか
— ゐむじ (@Is162_U123) 2020年12月26日
要するに、「分解してチャームだけにしたらなんか色々できるんじゃ?」ということに気づいてしまったのです。
いつだって真っ先に飛び出してしまうので、こうなったらもう止まりません。
マルチバンド改造計画の始まりです。
◾️改造開始
というわけで今回は、sideMマルチバンドの改造を行なっていきたいと思います。
が、その前に念のための注意書き。
sideMマルチバンドコレクションは使用上の注意として「本来の目的以外の使用は避けてください。」とあるため、改造は全て自己責任で行います。
また、本記事を参考にして何らかの不利益が発生した場合、当方は一切の責任を負いません。
はい、ありがとうございました。では本題に入りましょう。
今回用意した材料はこちら!
左がセリアのイヤリングパーツと、キャンドゥのアクセサリーパーツ。
そして右がキャンドゥのネックレスチェーンです。
早速作業に取りかかっていきます。
まずバンド部分のゴムを解いて、チャームとゴムに分解します。
簡単に解けました。
またチャームを通して結べばマルチバンドに戻せます。便利ですね。
ネックレス製作
無事チャームを取り出せたので、最初はネックレスにしてみましょうか。
チャームの丸カンをペンチでこじ開けます。
普通に20分くらいかかった。
私の手先が不器用なのに加え、作業用に見ていた生配信に思わず気を取られてしまいました。かっしーは本当に頑張ったと思う。
そんなこんなで丸カンが開いたのでチェーンに取り付けました。
同様に、スワロフスキーの方も丸カンを開きます。
ペンチからすっ飛んで部屋を捜索したり、取りつけを間違えて裏向きになったりしましたが、なんやかんやで完成です!
ネックレスじゃん!?
えっ、ネックレスじゃん!?予想以上にネックレスじゃん!!!
この時点で既に生配信は終わり23時過ぎなのですが、あまりのネックレス度についテンションが上がってしまいました。
チェーン代110円と、ペンチと格闘の1時間弱を費やしただけで、こんなに「ぽい」ものができるなんて。
もはや感動すら覚えます。
…いや、待てよ。
台紙も変えたらもっと「ぽく」なるんじゃないか?
今までがガムシャラな助走になってくれたから、どんなに高いハードルも越えていけます。
早速台紙のデザインを勝手に制作。
厚紙に印刷はできないので、普通紙に印刷してそれを厚紙に貼り付けました。
あとは切れ込みを入れて、チェーンを引っかけてっと。
いいじゃん……
ハンドメイド感はありますがF-LAGS感も上昇してるのでおあいこでしょう。
かなり「ぽい」ものができて個人的には満足です。
イヤリング製作
この調子で次はイヤリングに取りかかります。
チャームとスワロフスキーは残念ながら1セットしかないので、ネックレスから外して使います。さらばネックレス。
でもチェーンは取っておくので、ペンチがあればいつでも復活できます。便利ですね。
さて、一般的にイヤリングはネックレスよりも色んな装飾パターンが考えられます。
なので今回は私が思いついた3パターンを試したいと思います。
1パターン目は必要なパーツの準備をしながら紹介します。
イヤリングパーツの輪の部分はペンチ…どころか素手でも開けるようになっています。
これを開いて、チャームを直接取り付けます。
これで片耳完成です。簡単ですね。
チャームがそこそこ大きいので、耳に近い場所にパーツがあった方がバランスが取れそうかな、と思ってこうしました。
続いてもう片耳。
アクセサリーパーツを一つ一つつなげてチェーンを製作します。
めっっっちゃ細かい。
最初からチェーンになってるパーツがあればよかったんですが、100均では見つけられませんでした。
このお手製チェーンの端にスワロフスキーを、もう片方の端にイヤリングパーツをつないだら完成です。早い。
アクセサリーパーツの厚紙に切れ込みを入れて両耳分飾ってみました。
これが1パターン目です。
説明はいりませんね。あるじゃん、こういうの。
ネックレスに引き続き、このチャームとスワロフスキーのバランスの絶妙さには唸るしかありません。
本来の用途から外れているにも関わらず汎用性が高すぎる。
2パターン目はネックレスと似たデザインです。
イヤリングパーツにチェーンをつけ、その先にチャームとスワロフスキーをひとまとめにしてつけます。
以上です。
今回はチャームとスワロフスキーが1セットしかないので片耳分ですが、両耳同じデザインという想定です。
寄り目とかしてうまいこと2つあるものとして見てください。
最後に3パターン目です。
スワロフスキーの裏に両面テープを貼り、イヤリングパーツの耳たぶの部分につけます。
本当はアロンアルファでも使ってガッチガチに固定したいのですが、すでに言ったとおり、チャームとスワロフスキーが1セットしかないので無駄にできません。
いっそもう一個買おうかな…?
そんなこんなで3パターン目完成です。
他2パターンと違い、スワロフスキーがチェーンでチラチラせず、色がはっきり見えるのが特徴です。
もし公式からこういうイヤリングが出るとしたら、3パターンの中で一番考えられそうなデザインかな〜と勝手に思っています。
これで私が想定していたネックレス、イヤリングへの改造が一通り終了!
最後に今回製作したアクセサリーを振り返って、改造パートを終わります。
ありがとうございました。
終わりに
改造を進めるうち、私の中には
「これって実質、ユニットモチーフの公式アクセサリーパーツが1100円ということなのではないか」
という考えが芽生えてきました。
そもそもアクセサリーというものは、おそらく私たち消費者の意識が及び得ない過程とかコストとか利益とかが降り積もった結果、なんかよくわからん値段がついているということが日常的にあります。
そう考えたら、まあ妥当なのではないかと。むしろ全然いいのではないかと。
そう思えてきたのです。
とはいえ、これは本来マルチバンドであり、アクセサリーパーツとしての使用は推奨されていません。
そのため「みんなも一緒に改造しよう!」と私から大っぴらに呼びかけることはできません。
なので今回の記事は「そういう人もいるんだな〜」とふんわり捉えていただけたなら幸いです。
しつこいようですが、改造は自己責任ですからね!
総評としては、
チャームのデザインがめっちゃ可愛い。
やはりこれに尽きます。
1100エンジェル出す余裕がある方はぜひ購入をご検討ください。
それではこのへんで。チャオ。