162プロダクション

アイドルマスターSideMのみんなが大好きなPのブログです。

新人旗P、いまさらバターを作る

同僚の皆さん、お仕事お疲れ様です。

私はまもなくF-LAGSを担当して丸一年を迎えようとしている新人旗Pです。

 

 

思えばF-LAGSのことは以前から気になってはいたものの、担当を名乗るきっかけが掴めず、ようやく踏ん切りがついた時には2020年でした。

 

結果、P就任即九十九先生*1のリメショを浴び、

ラジオは3ヶ月みっちり、

プロミ朗読はユニットで出てくるし、

6月には同じく担当であるカフェパレとの全員担当婚活が回ってくる…

 

などなど、担当1年目にしては中々めまぐるしい年だったと思います。

 

ですがまだ私にはやりたいことがあります。

F-LAGS担当としてこれはどうしてもやっておかねばならない。

 

一発芸?キューピッド?いいえ、違います。

 

 

F-LAGSといえばそう!

 

 

f:id:so_shu:20201207173253j:image

 

バターです。

知らない方向けに説明すると、これは2018年7月に開催された「のびのび牧場☆COWBOY LIVE」というイベントの告知画面です。

 

このイベントでは、牧場のPRの仕事を受けたF-LAGSとSEMの一行が、ライブ前に動物と触れ合ったりバーベキューを楽しみます。

途中、F-LAGSはバター作り体験を行い、その様子が九十九先生のカード絵や雑誌で描かれました。

 

結果、当時のPたちが触発されて突然バターを作り始め、最終的にジャニオタ界隈も加わり一種の社会現象に発展しました。

 

わけが分からないと思うので詳しいことは当時のTogetterをご覧ください。

 

togetter.com

 

一方この頃の私はというと、最初の担当であるCafé Paradeさえプロデュースし始めてようやく半年経ったあたり。

紛れもない新人Pだったため、とてもバターを作っている余裕はありませんでした。

 

というわけで、

せっかく旗Pになったので今からバターを作ります!!!

イェーイ!

 

 

 

バター作り開始

 

早速バターの材料を準備してきました!

 

f:id:so_shu:20201213114321j:image

 

不安になるくらい簡素。

バターって生クリームからできるのか…知らなかった…「とりあえず乳製品」くらいのざっくりした認識でウン十年生きてきたから…

涼ちん*2をはじめF-LAGSはお料理スキルが高めなので、これくらいは当然知っていることでしょう。Pも精進します。

 

そして作り方も至ってシンプル。

 

f:id:so_shu:20201208081646j:plain
f:id:so_shu:20201208081649j:plain
のびのび牧場☆COWBOY LIVE 増刊号「全力バター作り」

 

以上です。

 

ちなみにボトルを適切な速さで振るコツとして、先人たちが「バターセトリ」なるものを編み出しています。

 

プレイリストにシェイクしたいペースと近いテンポの曲を入れて再生することで、曲に合わせてボトルを振るだけでちょうど良くバターができるという優れ物です。

 

何より好きな曲に合わせて物を振るのは楽しい!

昨今の現場中止ラッシュで溜まりに溜まったペンラ欲も発散できそうです。

 

ということで先人のセトリを参考にしつつ、2020年版バターセトリを作りました!

 

f:id:so_shu:20201213160049p:plain

 

王道「ROMANTIC SHAKER」のBPM176*3を参考に、F-LAGS中心・やや速めの曲を集めてみました。

ゴニバを片っ端から突っ込むわけにはいきませんでしたが、ビークロを入れたので辛うじて令和感はあります。

ちなみに「…掲げよう、偽りなき自分を。」は遅いので来たら2倍のテンポで振ります。(BPM210)

 

いざ、ボトルに生クリームを入れて製作開始!

 

f:id:so_shu:20201213160316j:plain

 

私の個人的な好みで「ROMANTIC SHAKER」からスタート。バーテン気分で曲に浸れます。

 

次はシャッフルで「HANAMARU LIFE」。このあたりで水っぽさがなくなりボトルを振っても音がしなくなります。

地獄の始まりです。

 

ここから「羽ばたきのMy Soul」「Braver Beat」「Reversed Masquerade」とBPMがどんどん早くなり腕の疲労が加速。

ボトルの中身はうんともすんとも言いません。固まってきてはいるようなのですが…。

 

f:id:so_shu:20201213160337j:plain

 

セトリはさらに「夢色VOYAGER」「その場所に行くために-KEEP ON FIGHTING-」と続きます。

ここまで30分近くボトルを振っているので室内にも関わらず汗がふき出してきました。

タケルソロも相まって気分はもうアスリートです。

 

状況が変わったのは次の「ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ!」にさしかかった時でした。

 

強めに振ったボトルから突然「バコッ!!!」という音がして脂肪分が剥がれました。

水分も出ています。ついに分離が始まった!

 

直央くんの「がんばります!」に「私も!!!!!」と心で応え、「サイコーCOUNT UP!」でウイニングラン

 

そしてついにバターが完成しました!

 

f:id:so_shu:20201213160515j:plain

完成したバターと分離したバターミルク

 

早速味見しようとしたら腕を酷使しすぎて手が口の位置まで上がりませんでした。

何が起きてるのか素で分からなかった。

 

とにもかくにも、塩を入れれば有塩バターが、入れなければ無塩バターが完成です!!

ヤッター!

 

 

さて、バター作りの総本山F-LAGSはその後、作ったバターを食パンに塗って食べていました。

なので私もそれにならおうと思ったのですが、

 

f:id:so_shu:20201213160748j:plain

一般家庭の生活感あふれるパン置き場

 

パンがない!!!

手作りバターはあるのにパンが1個もない家って日本に何軒くらいあるんでしょうね。

もしかして我が家だけなんじゃないでしょうか。

 

しかし、手作りかつ生モノのバターはできるかぎり早く消費するのが鉄則です。

今日中になんとかしたい。

 

 

さて、何に使うか…

 

 

 

……

 

 

 

そういえば、涼ちんってたまにクッキー作ってるよな。

 

f:id:so_shu:20201208082545j:plain
f:id:so_shu:20201208082550j:plain
ハロウィンライブ2015 増刊号「自慢の味」

 

私も最近一人カフェパレ状態*4になっているため、クッキー作りなら経験があります。

クッキーといえば、初見なら目を疑うような大量の砂糖、そしてバターを使うのが特徴です。

 

バター作りは九十九先生の雑誌で取り上げられてましたが、クッキーは涼ちんの雑誌。

みんなの思い出をさらに追体験できるチャンスかもしれません。

 

……できるのか?

 

慣れないバター作りで既に満身創痍ですが、旗Pとして答えは一つです。

 

 

全部やる。

 

 

良いと思ったことには突き進んでいくのが一番納得できます。

九十九やりです。

 

 

クッキー作り開始

 

というわけで次はクッキーを作っていきたいと思います。

 

お菓子は分量が大事なので、出来上がったバターの重さに合わせて他の材料の分量を計りました。

なお詳しいレシピは割愛します。というかクッキーのレシピを求めてる人はこの記事読んでないと思う。

アイドルとバターの話しかしてないし…。

 

f:id:so_shu:20201213184709j:plain

みんなかわいいね

 

では調理を始めます。

 

まず、バターと粉糖を練り混ぜ、卵黄を入れてさらに混ぜます。

しっかり混ざったら薄力粉をふるいにかけながら投入。

 

f:id:so_shu:20201213143034j:plain
f:id:so_shu:20201213143044j:plain

 

 

ざっくり混ぜて生地を一つの塊にまとめ、平たく整形してラップにくるみます。

 

 

f:id:so_shu:20201213143247j:plain
f:id:so_shu:20201213143251j:plain

 

ここまできたら冷蔵庫に入れ、生地を3時間ほど寝かせる必要があります。休憩休憩。

 

さて、時間ができたのでここで一つ。

もしかしたらここまでお読みいただいた方の中には、

バターが先生、クッキーが涼ちんとして…大吾は?

と思った方がいるかもしれません。

 

私もそう思ったのですが、

花丸だと大吾要素が強いかな…じゃあ居合い?かつらむき?まさか格ゲー!?

と混乱したので、雑誌をひっくり返し上手く組み合わせられそうな大吾要素を探しました。

 

結果、一番良かったのがこれ。

 

 

f:id:so_shu:20201208223436j:plain
f:id:so_shu:20201208223448j:plain
Marchen Sweet Live ~お菓子の家へご案内~ 増刊号「力作の完成じゃ!」

 

旗クッキー!

この雑誌ではF-LAGSが各々クッキー作りをしており、その中で大吾は旗のクッキー型を見つけ、旗クッキーを作ります。

 

他二人は器用に製菓をこなしていたからこそ目につかなかったのかもしれない旗のクッキー型。

大吾の手元にそれが巡ってきたのはある意味必然だったのかもしれません。

 

というわけで、

 

 

f:id:so_shu:20201213153834j:plain

 

旗のクッキー型を作りました。

もうここまで来たら全部作ります。九十りです。

 

これも作り方は割愛しますが、Youtubeアイマス公式chでも取り上げられているので是非見てみてください。 

 

さて、時間が経ったので冷蔵庫からクッキー生地を出し、さっき作った旗のクッキー型で型抜きします。

お察しの通り型の寸法はガッタガタなので、型抜きしてから生地の形を整えていきます。

 

f:id:so_shu:20201213180527j:plain
f:id:so_shu:20201213180522j:plain

 

型抜きの間にオーブンを余熱しておいたので、そのまま焼いてしまいましょう。

 

f:id:so_shu:20201213184555j:plain

一般家庭のまあまあ汚いレンジとアイドル

 

180℃で15分、ちょっと焼きが足りなかったので追加で5分焼きました。

いよいよ完成です!ちゃんと出来たかな…?

 

 

 

 

 

 

f:id:so_shu:20201213184627j:plain

 

出来てた〜〜〜!

ボトルを振り始めてから6時間、ついにクッキーができました!味も問題なしです!

バターから素人が作る以上、途中の工程でとんでもないミスが起きても仕方ないと思っていたので、ここまで無事にたどり着けて本当に本当に良かったです。

 

これからもずっとずっとその先へ。

 

まずは来年のプロミで三人の元気な姿を見るのを目標に、Pも頑張ります。

 

f:id:so_shu:20201213182535j:plain
f:id:so_shu:20201213182541j:plain
お読みくださりありがとうございました!

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

先生?????

クッキー生地を寝かせてる間、旗のクッキー型を作ったり今週のプロナイトを聴いたりのんびり過ごしてたらこれです。

いや九十九先生のガシャはもうウェディングでやったじゃん。っていうかカフェパレ連勤……???

 

私のめまぐるしい1年はまだまだ終わりそうにないです。

 

 

*1:私はファン時代からの癖で、Pになった今も九十九一希のことを「九十九先生」あるいは「先生」と呼んでいます。ご了承ください。

*2:こちらもファン時代からの癖で、Pになった今も涼のことを「涼ちん」と呼びがちです。ご了承ください。

*3:個人計測です。

*4:お洒落してぱぺちゃを連れてのアフタヌーン巡りとスイーツ巡りを趣味としていたのですが、最近とうとう自分でスイーツを作り始めました。